ありがとう。言えるかな
第十九章 どうすればいいの
連休に入り式場見学に行く日になった。

場所は都内にある大きなゲストハウスだ

一度この場所までアユカを迎えにきた事があった、外観は得に派手な感じじゃないって言うのがその時の感想だ

だけど今日式場内に入ると

『うわぁーすげーキレイだし広い』

俺は一人感動していた

『あっアユカさん!』

スタッフの方がアユカに声をかけた

『あーどうも来ちゃいました』

『えーここで挙げるんですか?』

『とりあえず見学しようかなって、あの人見た事ないから』

俺を指を差して言ってきた

『じゃあアユカさん色々話をしましょう』

スタッフみんながアユカと一緒に仕事をしてるから、俺達の横を通る度に手を振ったりしている。

ある程度話をした後

『じゃあ式場内を回りますか』

『はーい』

アユカとスタッフが喋りながら移動して、後ろから俺は辺りを見渡しながら歩いている

『アユカやばいな』

『何が?』

笑いながらアユカが聞いてきた

『いやキレイだし、なんかすごい』

控え室やメイク室などを見て廻っていた。

そして案内してくれていたスタッフの方が

『はいこの扉の奥がチャペルになります』
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