ありがとう。言えるかな
第十章  恋
春が来て大学の入学式の日になった。

『さーサッカーがんばろうかな』

そんな意気込みで向かったはずだったのに俺は部活には興味がなくなっていた。

遊びすぎたからか大学がめんどくさくなっていたのだ

いざ始まった夢のキャンパスライフも最初の一週間だけ行って、まったく行かなくなっていた

相変わらず遊びに夢中で早く彼女ほしいーな、なんて言いながら過ごしていた

心の中にはキヨが消えないでいるのに。

出会う女の子はたくさんいるのにまったく興味がでなかった

夏に近づいてきたある暑い日の事。

ちょっとダイの話をしようと思う

ダイは俺とキヨが色々あった時キーコとは付き合っていたのだ。

だけど三ヶ月くらいでキーコの二股がばれでダイは傷をおって別れたのだ。

ダイはキーコとは別れたがキヨとは今でも時々連絡をとる仲なのだ。

そして話を戻そうと思います。

ダイがいきなり

『なあ隆今日花火大会だな』

『あーそうだな行くか?』

『そうだな、男二人じゃなんかつまんないから…キヨ誘う?』 

『は?無理だろ』

『じゃあ電話してみるわ』

ダイがまたまたいきなりキヨに電話しだしたのだ
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