蘇える気持ち【TABOO】
グランドに足を進めた私は、

隅のベンチに腰かけて、

サッカーゴールを見つめた。


私はサッカー部のマネージャー。


サッカー部のキャプテン、

義孝先輩に憧れて入った。


サッカーをしている義孝先輩が

大好きだった。

見ているだけで幸せだった。


あの頃に帰りたい。


そう思うと、

涙が頬を伝った。
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