フェイク
そうだ。


思いっきり可愛い格好して行けば、少しは気分も上がるかも。



私にとっての可愛い格好とは当然、60年代なファッションの事。



「普通の格好で」という亜也乃の言葉を早くも忘れた私は、早速クローゼットを開けてその日に着て行く洋服を選び始めた。
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