最高の偽装lovers
・・・

2人が帰り、

大木を社長室へ呼んだ。

・・・

「何ですか、社長?」

大木はいつものように、

優しい表情で尋ねる。

・・・

「大木、お前はオレの秘書だよな?」


「・・そうですが」


「好きな女を手に入れる為なら、

手を貸して得くれると言ったよな?」


「・・・もちろんです」


「本格的に動くぞ。

あんな生ぬるい方法じゃなく、

正々堂々、真正面から奪いに行く」


「・・・かしこまりました」

・・・

優しかった大木の表情は、

いつの間にか、真剣な表情に変わっていた。
< 133 / 198 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop