最高の偽装lovers
「この間の土地の件も、

十分解決は出来たんだが、

穂波のお母さまが

助けてくださると言ってくれたし、

その上その代償として、

オレとの結婚を望まれた。

それが都合がよかったので、

その話にのったんだ・・・

穂波にはいつオレの本業を話そうと

悩んでいたんだが、今がその時だと思った。

オレを信じてついてきてくれないか?」


・・・

「こっちで開いてるレストランが、

本業じゃないの?」


「もちろんメインは、レストランだ。

でもいずれ、向こうに帰る事になる」


「・・・じゃあ、

私とは離れ離れになる…の?」



「穂波がお父さんの会社を継ぐとなると、

離れ離れになるかもしれない・・・

でも、半分以上は、こっちでの生活になる。

会社は、重役たちに任せておけるからな」

・・・

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