最高の偽装lovers
私は無表情を決め込んだ。

・・・・

だってもっと面白がられたくないし。


「穂波」


「…なんですか?」


「ホッペに、クリームが飛んでる」


「え?!」

ぎ・・・・

ぎゃ~~~!!

私は頬を押さえて後ずさり・・・

・・・

な、何人の頬を

舐めちゃってるのよ・・・

・・・

私が後ずさりするたびに、

浩輔はジリジリと私に近寄る。

・・・

・・・ドン。

逃げ場はなくなった。


「穂波の感じてる顔が見たい」

「///!!」

真っ赤になった私にクスッと笑った

浩輔は、

逃げ場のない私に、お望みのキスを・・・
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