別れ道での約束
文化祭前日、私たち実行委員は最終確認の委員会があった。
「では、絶対成功させよう!」
委員長の言葉で「は~い!」とみんなが意気込んだ。
「咲良、帰るよ」
早々と支度の終わった大智が声を掛けてきた。
「うん」
私はまだ見ていたプリントを急いでカバンにしまう。
「いよいよ、明日だな~」
駅からの帰り道、いつものように自転車を押して歩く大智がしみじみと言う。
「うん、無事に終わるといいよね」
私たち実行委員は他の生徒みたいにただ楽しめばいいというわけにはいかない。
やっぱり責任がある。
何事もなくスムーズに終わってくれることを願うのだった。
「では、絶対成功させよう!」
委員長の言葉で「は~い!」とみんなが意気込んだ。
「咲良、帰るよ」
早々と支度の終わった大智が声を掛けてきた。
「うん」
私はまだ見ていたプリントを急いでカバンにしまう。
「いよいよ、明日だな~」
駅からの帰り道、いつものように自転車を押して歩く大智がしみじみと言う。
「うん、無事に終わるといいよね」
私たち実行委員は他の生徒みたいにただ楽しめばいいというわけにはいかない。
やっぱり責任がある。
何事もなくスムーズに終わってくれることを願うのだった。