私の婚約者は特殊捜査官
・・・

一番の目的、

琴美の父、誠は殺した。

・・・

残るは琴美だけ。

・・・

特殊捜査官を全滅させるのは困難だったが、

これをやり遂げれば、

私の想いは達成される。

・・・

琴美、

お前を殺す為に、

最高のシナリオを用意してるからな。

・・・

そんなことを思いながら、

窓の外を眺めていると、

ドアが開き、

コーヒーの香りが漂ってきた。

・・・

「お待たせしました、隆弘様」


「・・・ありがとう、

そこにおいてくれ」


「かしこまりました」

・・・

ふと、

理子と目が合った。
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