ブスも精一杯毎日を生きてるんです。

同居生活始めました。



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家に帰ると、なぜかイライラした様子の直哉に迎えられた。

「…遅い。何時だと思ってんだ?」

そんな父親のようなこと言われても、と言う言葉は飲み込んで、

『今日文化祭実行委員会で…。』

まずは理由を述べる。

それでも納得できないといった様子の俺様社長は、荒っぽくリビングへのドアを開いて、

「…飯作って。」

言い捨てるように中に入っていった。

それで機嫌悪かったのね、と半ば納得した私は、仕方なく靴を脱いでリビングへと向う。
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