ツンデレ男子を愛します(仮)

気になる女-啓太-



「(めんどくせぇ…)」


今日は花咲高校…引っ越してから俺が通うことになった東京の学校。の、入学式だったのだ。

金だった髪を黒にもどし、かったるい入学式に挑もうとしていた。

俺がいま、いつも異常にやる気がないのは、幼なじみだった隼人と、お別れ会(もちろん考えたのは隼人)の様なものを地元の遊園地でしたときに出会った1人の女のせいでもあった。

初めて出会ったわけでは、ない。

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