いちご〜幼なじみ恋愛〜【完】
「いや、別に。帰るか!」



俺はそう言って陽向の手を掴んだ。



「ゆ、裕ちゃん!?」



後ろからはびっくりしている陽向の声が飛んできた。



カップルになったんだし、手を繋ぐくらいいいだろう。



そう思って手を繋いだのに、陽向はこれでもかっ。ってくらいびっくりしている。




「帰るぞぉ!翼なんて言うかな?」



俺達を見て驚くかな?



なんて思いながら夕暮れの道を陽向と二人並んで帰る。



いつまでもこうしていたいなぁ。



なんて思いながら…。




END




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