いちご〜幼なじみ恋愛〜【完】
「うそ、やべー!」




そう言うと翼ちゃんは急いでベットから飛び降りると、タンスから服を出した。



「俺、約束があって、着替えるから出てけ!」



そう言ってあたしの裕ちゃんを部屋から追い出すとバタンと部屋のドアを締めた。



「えっ?!もしかして女とー?」



あたしは冗談でそう言ったのに、



「あいつ、彼女とデートらしいよ。昨日俺にどこ行けばいいか聞いてきたからな」



そう言うと裕ちゃんは部屋に行ってしまった。




えっー?!



翼ちゃんが彼女いるの!?


この前まで小学生だったのに!?


てか、彼女いるんだ。


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