いちご〜幼なじみ恋愛〜【完】

好きの気持ち

「えっ!?結局、女子と遊びに行っちゃったの!?」


あたしの目の前にいる空遥が言った。


裕ちゃんと翼ちゃんは着替えてご飯を食べた後
、直ぐに出かけてしまった。




「うん。遊びに行ったよ」


あたしは平然と言った。



それよりあたしは気になることがある。




裕ちゃんが好きな人に遊ぶのを断られたということ。



多分、裕ちゃんの好きな人とは入学式の時裕ちゃんにぶつかった人。




そして今は裕ちゃんと同じ委員会で同じ当番日という、綺麗なあの女の人。



そっちの方が気になる。




「陽向はそれでいいの?」



空遥が心配そうに言った。




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