いちご〜幼なじみ恋愛〜【完】
クラスの男子だ。



ガキ大将的な奴。



鼻水がいつも垂れてて、体が大きくて、腕を組み男子の真ん中にいる奴。



みんなから大将と呼ばれていた。




そいつらはあたしにいつも゛裕ちゃん゛って言ってからかってくる。



うわぁ。最悪だ。



あたしは帰る支度を始めた。



こんなやつに相手しているほどあたしは暇じゃない。




そして大将はあたしが帰ることに気づいたのか、



「なんだよぉ〜。逃げるのかよぉ」



ニヤニヤしながら大将が言った。



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