いちご〜幼なじみ恋愛〜【完】
「お前ら何、ヒーローぶってんだよぉー」




大将が笑いながら言った。




「ヒーローぶって何が悪いんだよ!」



裕ちゃんは手をギュッと握り締めて言った。



そしてあたしの所へと走ってきた。



「もう暗くなるから帰ろーぜ」



そう言ってあたしの目の前に手を差し出した。




あたしはその手をとり、立ち上がった。




「うん!裕ちゃん、ありがとう!」



あたしたちはあの夕日のなか、二人で家に帰った。



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