いちご〜幼なじみ恋愛〜【完】
「う、うん」




あたしは裕ちゃんの言葉にびっくりしながら言った。



「なら、よし!いくぞ!」



そう言ってあたしを引っ張って教室まで連れていってくれた。



それがあたしにとってどんなに嬉しかったのか、裕ちゃんは知らないだろうけどね。




そのあと、ホントに大将から守ってくれて、あれ以来からかわれることはなくなった。



その事、まだ覚えているんだよ。




裕ちゃん。



あたしはいつから裕ちゃんに恋していたのかな?



裕ちゃんとあたしはとっても小さい頃からよくいたから分からないけど、



もうこの時から裕ちゃんはあたしにとって、




特別だったんだよ。




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