白い手紙  ~ 二つの心~




「ベア君~!ただいま~!」



 
 そのまま無言で歩き続けて家に着いた。




「あ!空様~~!おかえりなさいませ!」





 ん?誰?




 トテテテテッー...と歩いてきたのは

 見知らぬ人間の男の子だった。





「何言ってんだ。熊だろ」




 え、ぇぇぇぇぇぇぇぇぇええ!?

 


 再びベア君を見る。


 
「?どうしました?...やっぱり変、

ですか.....?」



 
 きゅ~んとした目つきになって、何だか

 こっちまできゅ~んとしてくる。




 な、なんだる美少年!!






 
< 131 / 232 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop