白い手紙 ~ 二つの心~
「ベア君~!ただいま~!」
そのまま無言で歩き続けて家に着いた。
「あ!空様~~!おかえりなさいませ!」
ん?誰?
トテテテテッー...と歩いてきたのは
見知らぬ人間の男の子だった。
「何言ってんだ。熊だろ」
え、ぇぇぇぇぇぇぇぇぇええ!?
再びベア君を見る。
「?どうしました?...やっぱり変、
ですか.....?」
きゅ~んとした目つきになって、何だか
こっちまできゅ~んとしてくる。
な、なんだる美少年!!