白い手紙  ~ 二つの心~





 それから俺たちはテーブルについて

 食事をしている。





 ふう、どうしたものか。





 今さっきからちらちらと空の視線を感じ

 てるけど俺はそれを知らないかのように
  
 無視してぱくぱくご飯を食べ続ける。





 ...ちらりと空を見る。





 あわわと慌てたように空はまた目線を

 戻す。





 これだ。

 今さっきからこんな調子なんだよな。





「?どうしたんですかお二人共??

何か言いたいならー...「おーい夜光!」




 ぬっとどこからか現れた源田さんが

 どすどすと俺の傍まで来る。





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