10年後の約束
ドッキーン、ドキドキ、ドッキーン・・・・・


なんと、哲也が目の前にいた。


「哲也君、かっこいい。さわやか。」恵里は思わず声に出しそうになった。


哲也も先輩たちに「座れ。」と言われ、強引に勧誘されていた。


私は、話もすることも目を合わすこともできなかったけど・・・・


哲也はこのサークルに入るか、なんとなく美優に探りを入れた。



「美優、あの子、IFCに入るかな?どう思う?」

「さぁ、あの子は押されて入るよ。多分ね。

それより私たちはどうする?」と美優が聞いた。



「私・・・入ろうかな。入ろうよ美優。」


「う~ん、私はもう少し他も見てみたいかな~。」





そんな・・・・でも、恵里の心は決まった。



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