外国育ちのお嬢様は硬派がお好き

「さぁ、どうする?」
「・・・無理矢理食べさせるってわけね?」
「そういうことだ」

・・・・・・・・・・・



「よし分かった、来い」男は私の腕をひっつかむとどこかへ連れて行こうとした。
「どこ行くの?」
「ベッド」
「・・・・・」こいつは!!!!!

「食べるわよ!」手をふりほどいた。
「食べればいいんでしょ!」
私はダイニングへ戻ると箸を雑に取り、魚のお腹に突っ込・・・

「いただきますが聞こえねぇなぁ」男が私の腕を後ろから抑えた。
そのまま頭にキスをして、「俺はベッドでもかまわねーよ」
耳元でやらしく囁いた。

「いただきます!」

嫌みったらしく言って、魚と納豆と向かい合った。

いざ、勝負!初めての日本食!



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