バンパイア一族と少女

少女は 安心しきったのか カインの腕の中で 深い眠りについた。


「どうして こんな寒い雪の中 薄着で…しかも裸足で」


とカインは 少女を保護する事を決めた。
多分 帰してもまた 同じ目に合うならと カインからの優しさだった。


直ぐに 屋敷へと着いた。


バンっと戸を開ける荒々しいカインの態度にウルイは何かを感じ取った。


「この娘を湯殿へ」


とカインは荒々しい声でウルイに言う。


「御意」


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