私の冷たい年上彼氏





「ごめんなさい...、ごめんなさいっ...」





涙を流しながら何回も謝り続ける理紗。





何でお前が謝るんだよ...。お前は全然悪くねぇじゃん...。






理紗をこんな風にしたのも...、全部俺だ。






会社の上下関係で溜まったストレスをずっと理紗にぶつけてた。






理紗は何もしてないのに...。






「ごめんなさいっ...」





弱々しい声でずっと謝り続ける理紗。






もう...、いいから。






謝らなくていいから。






気付けば、俺は理紗を抱きしめていた。





熱があるせいか、理紗の体は熱い。








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