不思議なアノコ.・*

―――――――
―――――

「ただいまぁ-…」


『椎奈ッ!!』

「ぅはぃッ!?」


…あ 変な返事しちゃった。

それより…

「…陸?? なんでいるの…??」

今日は何も陸に用事はなかったはず…

…あ、高良くんの方に何か用事あったのかな??


「あ…いや…別に…//」


「んじゃなんで俺ン家にいるんだよ。」


「高良の家じゃね-だろッ」

「あ…2人とも…。」


せめて中で喧嘩を…←


「ほら-椎奈困ってんだろ-が。
お前は早く自分ン家戻れよ。
…しい-早く飯作ろうぜ-。」


「あ…うん。」


さようなら、と陸に言おうとした時…


ガシッ


「…陸??」


いきなり、陸が椎奈の手を握っていた。

「…少しでも、椎奈のそばに居たかったから。
だから、迷惑かもだったけど、ずっと椎奈の家に居た。」

「陸…??//」

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