不思議なアノコ.・*
2人の気持ち.・*

***********

お昼のバトルがあって、午後の授業も終わった放課後。

「椎奈ぁ♪ 今日は私と帰りま「しい、いる??」


柚紀の言葉を遮ったのは高良だった。

「い…いますが…」

「今日、俺と帰るぞ。」

『はい??』

柚紀と椎奈の声が重なった。

「変なことじゃねぇだろ。俺と帰んの。

拒否権はねぇ。
てことで、しいもらってくから。 柚紀。」

「……ッ//」

イケメンボイスで柚紀にそう言い、椎奈と共に教室を去った。


「…やられたわ-ッ
ムカつく-ッ」

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