君に Ⅰ

「きゃーーーー!!」

悲鳴がこだまする。

生徒全員がしゃがんだ。

「おめえら、うるせえんだよ!!」

須藤の怒声。

すすり泣く声まで聞こえてきた。


すると、須藤は計画通りと言ったような顔で喋る。

「そんなにお前ら逃げてえか。」

生徒の顔が明るくなる。

「じゃあ、逃げてもいいぜ。」

生徒同士が顔を見合わせた。



すると、須藤は続ける。






「ただし・・・」



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