君に Ⅰ

「舞歌・・・。」



もう何回つぶやいただろうか。


あの事件からもう1週間がたつ。



あの後、俺が叫んでいるところを瞬が発見し、救急隊員をすぐ呼んだ。


俺は付き添いとして救急車に乗った。



舞歌の状態は、











とても危険だった。





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