愛しの彼は芸能人《短》
彼氏様は芸能人





「おい、心晴。マジでやめろって」




魁君からの言われたことを無視して

未だにテレビ画面に引っ付く私



『あ、あとちょっとだから!!』



「あぁ、その先は愛莉が『ぎゃあぁ!!言っちゃ駄目ぇ!!』



ドラマの先を言おうとする

魁君の口を塞ぐ


……も、勿論手でだよ!?!?



「なぁ、心晴…俺、自分自身には

嫉妬したくねーんだけど……。

こっちの俺を見ろって」



ソファーに座ってテレビを見る私に

魁君はボソッとつぶやき。

後ろから、フワッと抱きしめた。



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