rainbow
ケガ
私は、毎月購入している雑誌を買いに本屋さんへと行った。
早く見たいため、急いで家に帰り雑誌を広げ見ていると・・・

『えっ!ウそっ』

なんとそこには、幼なじみの悠介が載っているではないか。
私は、この雑誌の事を聞きに次の日悠介の家へと行った。

「慶子だけど。入るよ」
「何だよ。オレ、つかれてるんだけど」
「これ何?」

私は、雑誌を悠介に見せた。

「あ~。見ての通り」
「何で、デビューするって言ってくれなかったの」

きつく言ってしまった。

「子供じゃねぇんだぞ。いちいち言う必要あっかよ」
「あるよ。だって私・・・」

本当なら『おめでとう』って言ってあげなくちゃいけないのに。
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