ピュアいっぱい。
入学して三週間ほど経った。

まぁまぁ慣れてきた授業。

数学の時間。

この教科だけは頑張ろうと、集中していると、

前の男子が振り向いた。

「高山先生ウケるよね~」

まぁ喋ってもバレないくらい周りはうるさかったから、

「ね~」

と、比較的男子が苦手なあたしはこんな返事しかできなかった。

国語。

「これってさ、こう書くんだよね?」

またもや授業中。

よくはなしかけられるわぁ。

「え、多分こうだよ。」

「わっ、マジ⁈ありがとっ」

「うん。」

よく話しかけられるなぁ~。

まぁまぁ慣れてきたかな。

蓮くんは。

そのあとも蓮くんに話かけられてニコニコして話してた。

喋ってて楽しいし、イヤじゃない。

むしろ嬉しい。

この時、すでに蓮くんはあたしの大きな存在になっていたのかもしれない。

< 6 / 7 >

この作品をシェア

pagetop