河の流れは絶えず~和泉編~
「う~ん。単純に君に好意を持って来ている奴ならまだいいが、体が目的というのもいるから、、、。」

「え、、、。」

そう言ったきり黙ってしまった。

何か考えているみたいだ。

しかし、俺だってそいつらのうちのひとりということじゃないのか。

すると、またあの感触が甦って来、体が知らず熱くなってくる。

俺は、、、、。

その時、目が合ってしまった。

俺の考えていたことが顔に出ていたのか、彼女はすぐ目をそらした。

すぐ近くに、彼女に触れられることのできる距離にあっても、ひどく遠い存在に思えた。

それもそうだった。

ついこの間、知り合ったばかりなんだぜ?俺たちは、、、。

そう思うことにした。
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