わたしの居場所〜もうひとりの居場所〜
いや…

ちせは変わってないはず。

自分の道が見えなくなってるだけ。
おれの目が見えなくなったように。

おれ、彼女を救いたいんだ。

…でも、今のあなたに何ができるの?

ちせちゃんには悪いけどもう忘れなさい。

おれは頭をふる。

母さん、書いてることぜんぶ読んでよ…

すべてを読みおえて、
母親はため息をついた。

おれはただ呆然として…

涙さえでない。

たちの悪いアダルト小説を聞いてる感じだった、妙にリアル過ぎる内容。

しかも、

あのちせが、と考えると…

悪い夢を見てるとしか思えなかった。
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