君と歩いた道
「そぉゆーことか」

「うん………それでどうしよう」

「姫寧は演じたいのか?」

霜が聞いてきた

「演じたい‼」

つい大声になっちゃった

「でも………失敗したらとか
考えちゃってこわいの……」

「演じたいんだな?じゃあやれよ」

「演じたいよ‼ でも………!」

「失敗なんて恐れんな
姫寧は今日精一杯やってじゃねぇか
学校もTVもかわんねぇ
精一杯やって楽しめばいいんだよ」

霜が優しく言った

やっぱり霜は ちゃんと
わたしのこと考えてくれてるんだ



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