社長×秘書


こういう時どうしたらいいのか分からない


告白なんてしたこと無いし、告白されたのだって遠い昔の話


両想いなんて、いつの話だろう


黙っていると、運転手さんが降りて来て声をかけてきた


「相馬さん、家までお送りします。どうぞ車へ」


「あぁ、頼むよ。俺の大事な女だから」


あっさりばらしてしまう社長に慌てていると、運転手さんは顔色ひとつ変えず深く頷いた



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