社長×秘書


冴木さんが待つ車へ戻ることも出来ず、一人会社への道をとぼとぼ歩く


恐らく徹底的に社長との接触を阻止されている


私が会長の秘書に戻ることは二度と無いだろう


会社には業務開始時間ぎりぎりに着いた


「相馬さん!会長がお呼びですよ」


秘書室の子が伝えに来た


「…そう。ありがとう」



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