社長×秘書


「お前が京谷グループの社長になった時から、こうなることは決まっていたんだ」


何度親父にそう言われても、心の整理がつかない


フラフラと会長室を後にすると、水瀬が外で待っていた


「何か用か?」


「この後、星野様との会食の予定が入っております」


正直、今一番聞きたくない名前だった


それと、社長宛てにお届け物がありました



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