あなたの瞳に映るのは。
「お前さ…
なんで、美桜ちゃんと結婚したの?」
気になっていたことを、この際だから聞いてみた。
翔佑は酔いつぶれてるし…
今のこの状態ならコロッと言いそうだしな。
「………」
「特に好きじゃなかったんだろ?
俺は…勧めたけどさ…。」
「…今思えば……好きだったのかもしんない……。
あの時……美桜と結婚したら、って思って…
一緒に暮らして、
話もして、
子供も作って…。
そう考えたら…
なんか結婚したいなーって思った…。」
「お前それさ……
好きなんじゃん……」