あなたの瞳に映るのは。


「…言わない方がよかったかな?


……だけど、、

俺、美桜ちゃんが心配で……。

このままじゃ、翔佑……


その彼女に盗られちゃうよ?」


勇一さんは真剣にそう言った。



…分かってる。


それなのに…目に涙が溜まる。



声は出ない。


その代わりに何度もうなずいた。



勇一さんは、ポツリポツリと…

最近の翔佑さんのことを話してくれた。





< 31 / 198 >

この作品をシェア

pagetop