秘密の相談室
「あれぇ〜 吏真さんは?」
悠季が聞くのも無理はない。

「… たぶん帰りに拐われた… か 殴られて連れてかれたかのどちらかだな…」

透華ちゃんは両手を口に当てて驚いている。

「陽菜 頼まれた情報持ってきた」

悠季は この仕事をしてる事もあって 慣れてるな…
俺は動揺が走って 「あぁ…」 としか返事が返せない。すると

「陽菜が辛いの… よく分かるよ?
だけど陽菜がしっかりしないと吏真さん助けられないよ!?」

「……!」

まさか… 年下の悠季に
説教されるとはな…
目が覚めたよ?



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