ソウル◆チューン
「…アンタ名前は?」
「ウチの名前はみつきや。アンタの名前は聞かんでも知っとるで。」

すると頼良はスタスタとみつきに歩み寄って行った。

「何やねんな?ヤるんやったら遠慮は要らんで。」
「みつき…アンタ俺の嫁にならへんか?」

頼良の発言に一同静まりかえった。
みつきは瞬時に顔を赤くして殴りかかろうとしたが、逆に腕を捕られてしまう。

「何やのアンタ!ウチを馬鹿にしとるんか!?」
「俺は真剣やし、正気やで。みつきに運命を感じてん。間違いないわ。」

ジィッと頼良に見詰められ、みつきの体から力が抜けていった。

「不思議や…ウチも何かをアンタに感じるわ。信じられへん。これってホンマなん?」
「俺も不思議やけど…どうや?俺に付いてけぇへんか?」
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