先輩、大好きです。 -憧れの先輩と禁断の恋-
「先輩、あたしの家族です」


「美雨何で、助けてくれなかったの?」

「えへ……面倒臭かったから」


面倒臭かったからって…。


あたしの方が、面倒臭かったよ…。


でもね。


クラスの女子と、仲良くなれたから。


それはすごく、嬉しかった。


とてもいい人達だったから。


「話変わるけど。日向スーパーに、買い物しに行かなくてもいいの?」

「あぁ。美雨さん、荷物持つの手伝ってくださいな」


美雨のおかげで、スーパー行くの思い出した。


「仕方ないなぁ。今日はおばさんの誕生日だから、特別に持ってあげよう。てことで、スーパーに直行!」


美雨はそう言って、走り出した。


< 43 / 159 >

この作品をシェア

pagetop