子犬系男子とハリネズミ少女




隣をみると、向井くんがあたしを呼んでる。


「鈴木先生だるそうだよな」

「そーね」



あたしは会話の広げ方を知らないから、どんな人と会話してもすぐに終わってしまう。



「…」


という無言状態が続いた。



その沈黙を破ったのはやっぱり向井くんでした。






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