私の恋愛マニュアル


「柊ちゃんもさ、俺みたいなオッサンより若くていい男が沢山いるよ!」


なんて言ってたっけ。


あれから二年も経つけれど恋なんて1つもしていない。

年に何本か作品を執筆したりヒットしそうな内容を考えたりそんな事をしていたらあっという間に31歳にもなってしまった。


三十路の壁なんて楽々越えてしまったのである。


雄大さんに告白したこと、恋したこと、その事に後悔はしていない。


でも男を、いい男か自分なりの基準みたいなものが自然と出来て、その自分の基準を元に判断するようになってしまった。


もちろん既婚者かとか見分ける能力までこの二年間で兼ね備えてしまったのである。


勝手な判断をして申し訳ないがそうとでもしないと二年前のような失敗を犯し兼ねないのだ。

元々私は、ほんわかとしている雰囲気の女性ではない。


それとは真逆のサバサバ系女子に近かった。


その性格にこの勝手な判断力がプラスされて益々近寄りがたい女に成長を成し遂げてしまったのである。
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