キミと、ピエロ的恋愛遊戯。
劇の幕開け。
好きになるタイプは、人それぞれっていうけどさ。


例えば、見た目はイケメン。身長は高くも低くもなく。スポーツがなんでもできて、性格は社交的で友達関係良好。
そのうえ、勉強も出来ちゃうような男がいたら、どんな女も放っとかないだろ。




ほら、早速やってきた。

「千春。聞いたヨ〜。この前、彼女と別れたんでしょ?」

「あぁ、そうだけど?」

ホント女ってわかりやすい。
顔に、次に言おうとしてることが出てるって。

その女は、間にある机を無視して、満面の笑みで言った。

「じゃあ、今度は私と付き合って!」

この女は、まぁ見た目は俺好みじゃないが、可愛いって言えば可愛い。


そうと決まれば、お決まりの笑顔で、

「いいよ。」

なんて一言。


毎度のパターン。


自分でもはっきり記憶してないが、多分彼女いない歴はほぼゼロだ。

何人の女と付き合ったかなんて、いちいち覚えてない。

言っちゃ悪いが、相手の名前もちゃんと覚えていたことは無い。



そんな日々の繰り返し。




ある日、なんでか出会ってしまった。

彼女に。
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