年下家庭教師



「もぉ~…!! とりあえず、離れてよ」



「んだよ、しかたねぇな」



めんどくさそうにだけど


ようやく退けてくれた。



…………一安心。



そー思ったのも束の間。




「ここの問題、解けなかったら………どーなるかわかってるよな?」




ひぃぃい……!!!


背景になんか、怖いオーラ


見えますけど……!?




「出来なかったら……?」



バッと体を起こして


あたしのイスに偉そうに


長い足を組んで座ってる


平山 彼方に声をかける。







< 29 / 227 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop