バッドエンドにさよならを
もしここに10人いたら、10人ともが俺と二人でプリントするくらいだったら一人でやる方を選ぶだろう。
それなのにこいつは一人を嫌がり、こんな俺でも引き止めるのだ。
「嫌。帰る。」
「嘘やん!やろうや!」
腕を引っ張られる。こいつ意外と力が強い。
席に無理やり座らされ、サワは机をくっつけてきた。
「さあ、やろう。」
どうしてこいつは忘れ物の濡れ衣を被り、やる必要のない課題をやらされているのに笑顔なのだろう。