焦れったい焦れったい。
私は裕くんと学校に行くのが日課。
あれ、なんだお前らラブラブじゃん。
とか、思った人。違いますよ。
「裕くん、おはよ!」
すぐに明るい私に変身。
「…はよ」
ほら、うわのそら。裕くんは私と居てもいつも別のことを考えている。
「…ご、ごめんね。今日寝坊しちゃって。」
「あー別に、大丈夫。」
「そ、そっか。良かった。」
会話が詰まる。嫌だな、妄想の中では此処でキスするところなのに。
変態って思われるかもしれない。
でも、この冷めきった関係をどうにかしたいと考える毎日。あーもう、疲れた。私には妄想で充分なのかなー?