happy birthday~君との約束~㊦
ごめん、その言葉をあんたの口からなんて聞きたくなかった。
でも、痛いほどわかったんだ。
私はどうしても由紀の代わりになんてなれない。
由紀の代わりなんて多分これからも居ない。
あんたには”安藤由紀”の代わりなんて居ないのね…。
「お前のこと…友だちにしか思えない」
そう、私はあくまでも友だち。
それを私は知っていたよ。
ずっと、見てきた私だから分かる。