happy birthday~君との約束~㊦
深夜になってたからの一般病棟に来たから私はその時の事をうっすらと覚えている。
その時、拓也は小さく俯いていた。
病室の角に立ったままで病室には入ってこようとはしなかった。
「拓也?」
そう何度も拓也の名前を呼んでも拓也が返事をすることはなかった。
まるで、拓也が小さな幼い男の子のように暗闇に消えてしまいそうに感じた。
拓也が小さく震えていたように見えたのは私が寝ぼけていたせいなのだろうか。
それとも……。