happy birthday~君との約束~㊦


「だ、駄目!もっと見せて!」


勢い余って後ろからかばっと拓也を押し倒してしまった。


「っ!?」


そうすると拓也の顔は今よりもっと赤くなって…。


私は思わず


「ふは!!拓也の顔猿みたいに真っ赤~!!」


お腹を抱えて笑ってしまった。


「ばば、ば、馬鹿!猿なんかじゃねーよ」


否定するも全然その顔じゃ説得力なんて感じられもしなかった。


「は、早くどけよ」




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